クイズ番組についての雑談
『若い人はテレビをあまり見ない』と言われる時代。
インターネットの普及でリアルタイムでテレビを見る必要性がなくなり各局の番組視聴率は低迷している。
しかしそんな中、若い人に人気急上昇中のテレビ番組がある。
クイズ番組『東大王』
画像はTwitterより引用
日曜夜19:00~(不定期)
圧倒的な知識量と驚きの発想力、そして人々を魅了するルックスの『東大王メンバー』が人気を博しTwitterでもトレンド入りを果たり、11月14日発売の「週刊女性」には東大王メンバー4人のインタビュー記事が掲載されるほどだ。
そんな注目が集まる東大王は11月19日より新シリーズがスタートするので、ぜひチェックしてもらいたい。
最近テレビにクイズ番組が多い理由
クイズ番組というと昔から現在に至るまで数多く存在する。
「アタックチャンス」でお馴染みの長寿クイズ番組『アタック25』 /「知力・体力・時の運」を合言葉にアメリカを横断する『アメリカ横断ウルトラクイズ』/『クイズダービー』/『クイズ$ミリオネア』/『Qさま』/『クイズ!ヘキサゴンⅡ』/『高校生クイズ』/『ミラクル9』/『ネプリーグ』/『頭脳王』など。
しかし、なぜ最近増えているのか?
理由は3つ。
コストがかからない。クレームが少ない。予算のわりには、ある程度視聴率が取れる。
つまりテレビ局側の経営難による問題が大きいようだ。
これについては、先ほど紹介した『週刊女性(コラムニスト木村隆志氏)』に詳しい記事が掲載されているので見ていただきたい。
ユーザーが求めているもの
一昔前のクイズ番組は「珍回答」「バカコメント」を面白いと思うユーザーをターゲットにしていた。例えば『クイズヘキサゴンⅡ』はその代表で『バカ』にフォーカスをあておバカキャラクターを生み出し多角化した。
ヘキサゴンが人気を博すと「バカって面白い」となりバラエティ番組でも珍回答、バカコメントを言う出演者がよく使われるようになり、現在でもそれは続いている。
しかし、東大王に関するネット情報を見ていて、ここ最近のユーザー(特に若い層)はバカよりインテリジェンスを求めているのではないかと感じる。
テレビ番組(特に報道番組)や新聞に対してネット上ではフェイクニュース・偏向報道が常に話題の中心にある。
※『フェイクニュース』は今年のユーキャンの流行語大賞にもノミネートされている。
これは情報が錯綜する中で何が正しい情報なのかとメディアリテラシーを意識するようになった傾向から知識がある者に対して尊敬の念が強まり、それが超難問を数秒で答える『東大王チーム』とマッチングしてファンを作り出しているのではないかと思う。
最後に
『東大王』の出演者は勿論のこと、制作者側(クイズ作家など)もすごく大変ですよね。
常にレベルの高い問題と攻略されないように新しい企画が求められるわけですからご苦労なことと思います。
だからこそ『東大王』は他のクイズ番組より圧倒的に面白いし魅力的。
また日曜日が楽しみです。
読んでいただきありがとうございました。