ゆとりからの提言

朝井リョウ氏のエッセイ集で『時をかけるゆとり』という作品があります!

時をかけるゆとり (文春文庫)

時をかけるゆとり (文春文庫)

 

 これがめちゃくちゃ面白いんです。

面白すぎて電車の中では絶対読めない。

ちょーオススメです。

 

この作品のように『ゆとり』を面白く扱う人もいれば、会社で使えない奴の象徴とする人もいます。

むしろ社会では圧倒的に後者の方が多いと感じます。

 

『飲み会断る』

『会話苦手』

『すぐに便利なツールを利用しようする』

『すぐ仕事をやめる』

『やめる連絡はライン』

 

しかし、これにはテクノロジーの進歩・世界経済の先行き不透明な感じからくる企業への不信感なども含まれていることで、『ゆとり』とまとめてラベリングするのは良くないと感じます。

 

でも、私自身がゆとり世代なので説得力にかけるんですが…

 

後輩の話

3年間、一緒に仕事した後輩がいるのですが、最初の頃、挨拶は声小さくて聞こえないし、彼からはコミュニケーションとろうとしてこないし、部屋に引きこもって全く出てこないしで、部屋で爆弾作ってる怪しい奴なんじゃないかと思ってました。

 

そんな彼に不安を感じつつも3年間で数多くの仕事をこなしてきました。

 

数多くの現場をクリアしていくとだんだんと彼が変わって行くのがよくわかりました。

 

はじめは喋るのが苦手そうだった彼が最後はうるさいくらいにいろんな人と話すようになりました。

 

この経験から『ゆとり』『部屋で爆弾作ってる怪しい奴』などのレッテル張りは意味の無いことなんだと思いました。

 

読んでいただいてありがとうございました。

こちらもよろしくお願いします。

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